修士課程学生の論文発表会が終わりました。今年初めての参加でしたが、期待以上にクオリティが高かったです。
ただ残念なことに、質疑応答に対して「時間がない」をexcuseにしている学生が少しいたことでした(学問に対する姿勢という観点から)。
今年からとある海外雑誌のEditorial Board Memberとなりました。主な仕事は投稿された論文のハンドリング及び査読レポートを読んでの採択の判断をすることのようです(OR 採択に関する意見を編集部に送ることかも:こちらはまだ未経験)。
査読者の推薦が大変かもとは思っていたのですが、編集部が検索システムを用意してくれたおかげで探すこと自体はそれほどでもありませんでした。
引き受けてくれるかが次の問題ですが、表示された査読者候補が過去にこの雑誌の査読を引き受けてくれた割合なども検索システムに出てくるので、一定の目安にはなりそうです。
あくまで私が関連する雑誌のみの経験からですが、査読の裏側がこんなふうになっているのは新しい発見でした。
EndNoteの挙動にハマりました。備忘録もかねて書いてみます。
EndNoteは文献管理の最も使用頻度の高いと思われるソフトで、Wordとの連携が売りの一つなのですが、以下のエラーが出て連携を利用した引用ができない状態でした。
"This version of the EndNote application is not compatible with Cite While You Write."
まずは公式HPにあるこちらの情報を参考にしましたが、うまく行かず。
Q:M1 - M3 チップ(Apple Silicon)搭載 Mac で Word 上の EndNote アドインを使用できない | EndNote(文献管理、論文作成)
Q:Word に EndNote のアドインが表示されない場合の対応方法(Macintosh) | EndNote(文献管理、論文作成)
最終的には、以下のページの情報を参考に対処できましたが(MacのCheck2の箇所)、原因はMacのセキュリティ対策のようでした(このような設定があることを初めて知りましたが、普通は気づかないですね)。
EndNote Windows or Mac, Cite While You Write CWYW tools missing or disabled in MS Word
Hernanの"Causal Inference: What If"の発売がまた伸びていて、2025年1月になっていました。
すでに無料PDFが公開されていて(https://www.hsph.harvard.edu/miguel-hernan/wp-content/uploads/sites/1268/2024/01/hernanrobins_WhatIf_2jan24.pdf)、困らないと言えば困らないのですが、どうして度々延期されているのかは気になるところです。
あけましておめでとうございます。思うところあって、ブログを始めることにしました。更新頻度は週に1回くらいを目指しています。